南アフリカ金鉱業史 ラント金鉱発見から第二次世界大戦勃発まで佐伯 尤著 衆知のように、南アフリカは「金の国」である。わが国でも、南ア金鉱業がローズ、ラッド、バイトなどダイヤモンド大資本家によって開発されたこと、また、1930年代以降は長らく七大鉱業金融商会によって支配されてきたことはよく知られている。本書は、1886年のラント金鉱発見から第二次世界大戦勃発までの南ア金鉱業の発展を考察した本邦初の南ア金鉱業史である。 » 2003年4月刊行