「上野千鶴子先生とおひとりさまの介護とジェンダーについて語ろう『比較福祉社会学の展開』から」

2025年6月21日㈯、上野千鶴子先生をお招きして『比較福祉社会学の展開 ケアとジェンダーの視点から』(新評論)の著者である西下彰俊先生、乙部由子先生、加藤典子先生、嶋守さやか先生との対談を行います。

『比較福祉社会学の展開』のテーマは、ケアとジェンダーです。
介護、非正規労働、単身者の地域生活と支援を取り上げています。
こうしたテーマをみなさんと考えるために共著者の私たちは、おひとりさまの介護とジェンダー研究者の上野千鶴子先生をお招きしました。
それは、私たち誰もが、どんな立場に置かれても、あるがままに、この国で生き抜ける「おひとりさまの介護とジェンダー」を真剣に考えるためです。

おひとりさまのジェンダーと介護に今、どんな危機が訪れているのか、日韓の介護保険制度の実態、ケアの担い手、自治体や国が取り組むべきことなど、これを機に、私たち主体の生き方、介護に必要なことはなにか?をみなさんと一緒に考える時間にしたいと思っています。

「上野千鶴子先生とおひとりさまの介護とジェンダーについて語ろう『比較福祉社会学の展開』から」紀伊國屋書店新宿本店でトークイベント開催(6/21㈯)
[チラシPDF]

トーク終了後にはサイン会を実施いたします(対象書籍は会場にて販売いたします)。
ぜひご参加くださいませ。

サイン会対象書籍

比較福祉社会学の展開
『比較福祉社会学の展開』
(新評論)税込3,080円
おひとりさまの逆襲
『おひとりさまの逆襲』
(ビジネス社)税込1,650円
おひとりさまの老後が危ない!
『ひとりさまの老後が危ない!』
(集英社)税込1,100円
在宅ひとり死のススメ
『在宅ひとり死のススメ』
(文藝春秋)税込880円

イベント概要

  • 日 時:2025年6月21日(土) 12:40開場 13:00開演
  • 会 場:紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース
    東京都 新宿区 新宿3-17-7
  • 参加費:チケット制 1,500円
  • 参加方法:
    ①申込み:
     ・チケットサイト Peatax にて「参加チケット」をお買い求めください(先着順)。
     ・お申し込みはこちら:Peatix申込みページ
     *お申し込みには Peatax のアカウントが必要です。
    ②受付
     ・当日は開演20分前の12:40より受付を開始いたします。
     ・会場受付にてPeatixアプリのチケット画面をご提示のうえ、ご入場ください。
     *お席は自由席です。お好きなお席にご着席ください。
     *トーク終了後、サイン会を開催いたします。対象書籍は会場で販売いたします。
      既にご購入済みの方は当日お持ちくださいませ。
     *お申し込み画面にてご入力いただいた情報は、本イベントに関するご連絡以外の目的には使用しません。
     *紀伊國屋書店のプライバシーポリシーはこちら
  • ご案内:
    *お申し込み完了後、お客様都合によるキャンセル及び払い戻しはいたしかねます。イベント当日に不参加の場合、購入されたチケットは無効になります。
    *会場内は自由席です。サイン会は会場前方にご着席のお客様から順に、係員がご案内いたします。
    *イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
    *会場販売につきましては、ポイントサービス(Kinokuniyaポイント、Vポイント)の対象外とさせていただきます。ポイントサービスをご利用希望のお客様は、事前に店頭にてご購入ください。
    *お客様のご都合や交通機関の遅延により集合時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
    *天災などの不測の事態により、イベントを中止する場合がございます。不測の事態にともなう内容変更や中止のお知らせは、紀伊國屋書店新宿本店のイベントサイトのページの更新およびPeatixのメッセージにて発信いたします。参加申し込み済みのお客様は必ず、Peatixのメッセージをご確認ください。 

  • トークイベント詳細およびお問い合せ先:紀伊國屋書店新宿本店のイベントサイトのページをご覧ください。

プロフィール

上野 千鶴子(うえの・ちづこ)
上野千鶴子 社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長・上野千鶴子基金代表理事。
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。

平安女学院短期大学助教授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学客員教授等を経る。1993年東京大学文学部助教授、1995年同人文社会系研究科教授。2012年立命館大学特別招聘教授。元学術会議会員。専門は女性学・ジェンダー研究、高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。

『当事者主権』(中西正司と共著、岩波新書)、『ケアの社会学』(太田出版)『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』(法研)、『おひとりさまの最期』(朝日新聞出版)、『女の子はどう生きるか、教えて!上野先生』(岩波ジュニア新書)『在宅ひとり死のススメ』(文春新書)『フェミニズムがひらいた道』(NHK出版)『おひとりさまの逆襲』(小島美里と共著、ビジネス社)『史上最悪の介護保険改定⁈』(樋口恵子と共編著、岩波ブックレット)『上野千鶴子がもっと文学を社会学する』(朝日新聞出版)『最期はひとり』(樋口恵子との共著・マガジンハウス)『「おひとりさまの老後」が危ない!』(高口光子との共著・集英社新書)『こんな世の中に誰がした』(光文社)『挑戦するフェミニズム』(江原由美子との共編著、有斐閣)『マイナーノートで』(NHK出版)等がある。最新刊は『当事者主権 増補新版』(中西正司と共著・岩波書店)。

西下 彰俊(にしした・あきとし)
西下彰俊 2004年より東京経済大学現代法学部教授。

京都府立大学社会福祉学科卒業、東京都立大学大学院博士課程修了。
東京都老人総合研究所、神戸山手女子短期大学、金城学院大学を経て現職。
1998年、スウェーデン・リンショピング大学テマ研究所客員研究員。
2000年、専門社会調査士。

単著は、『スウェーデンの高齢者ケア』(2007年)、
揺れるスウェーデン』(2012年)、
東アジアの高齢者ケア』(2022年)。
いずれも新評論から出版。

乙部 由子(おとべ・ゆうこ)
乙部由子 名古屋市立大学大学院経済学研究科研究員。

金城学院大学文学研究科社会学専攻単位取得満期退学、博士(社会学)。
名古屋工業大学ダイバーシティ推進センター特任准教授を退職後、
名古屋市立大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、修士(経済学)。
名古屋市立大学大学院経済学研究科研究員(2025年4月から)。

主な著書
単著『労働から学ぶジェンダー論』(2019、ミネルヴァ書房)
『女性のキャリアとビューティケア』(2022、ミネルヴァ書房)
「まちづくりと社会起業家」(2025)『椙山女学園大学教育学部紀要』18号:97-105

加藤 典子(かとう・のりこ)
加藤典子 金城学院大学大学院 文学研究科社会学専攻 博士後期課程 大学院生。

金城学院大学大学院社会学専攻博士前期課程修了後、
まちづくりのシンクタンクの研究員を経て、
福祉系の専門学校専任講師を勤めたのち、
現在は博士後期課程の社会人大学院生(大学非常勤講師と2足の草鞋)。
社会福祉士。

嶋守 さやか(しまもり・さやか)
嶋守さやか 桜花学園大学教育保育学部教授。

桜花学園大学教育保育学部教授、川崎生まれ。
金城学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了、社会学博士。

著書に、『孤独死の看取り』『寿ぐひと 原発、住民運動、死の語り』虐待被害者という勿れ 虐待サバイバーという生き方』(新評論)がある。