放浪するアリ
豊富な事例で「種の絶滅」の実態に迫る!
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- 関連ワード
- 放浪するアリ
- タイトル
- サブタイトル
- 生物学的侵入をとく
- 著者・編者・訳者
- ベルンハルト・ケーゲル著
- 小山千早訳
- 発行年月日
- 2001年 7月 25日
- 定価
- 4,180円
- ISBN
- ISBN4-7948-0527-6
- 判型
- 四六判上製
- 頁数
- 368ページ
著者・編者・訳者紹介
著者-ベルンハルト・ケーゲル(ANNE MARTIN-FUGIRE)/1953年生まれ。生物学博士。現在は作家としてベルリンで執筆活動に専念。本書は初めての一般書。これまでは生物学の知識を生かした小説を発表しており、ドイツでさまざまな賞を受賞している。
内 容
今日、世界はぐんと小さくなり、見回せば私たちの身の周りにも遠い外国の動植物がごく普通に存在している。部屋の中の水槽では熱帯魚が泳ぎ回り、ベランダにはハーブが育ち、望み次第でタランチュラまでペットとなる。ところが、このように多様性を簡単に楽しめることの裏側には、恐ろしい事実が姿を現わす。「種の絶滅」だ。
人間の手によって移入、あるいは人間の手を借りて侵入してきた魚や鳥や動物、植物が原産の生物より勢力を増し、その土地特有の生態系を変化させてしまったり、国産種を絶滅に追いやってしまう現象は世界のあちこちで見られる。ドイツでこの分野では初めて一般読者を対象に出版された本書には、このような例が数多く綴られている。
人間の手によって移入、あるいは人間の手を借りて侵入してきた魚や鳥や動物、植物が原産の生物より勢力を増し、その土地特有の生態系を変化させてしまったり、国産種を絶滅に追いやってしまう現象は世界のあちこちで見られる。ドイツでこの分野では初めて一般読者を対象に出版された本書には、このような例が数多く綴られている。