武器を持たない戦士たち
『数の悪魔』の著者が贈る、いのちの戦いの歴史
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- 関連ワード
- 武器を持たない戦士たち
- タイトル
- サブタイトル
- 国際赤十字
- 著者・編者・訳者
- H.M.エンツェンスベルガー編
- 小山千早訳
- 発行年月日
- 2003年 11月 10日
- 定価
- 2,640円
- ISBN
- ISBN4-7948-0603-5
- 判型
- 四六判
- 頁数
- 304ページ
著者・編者・訳者紹介
ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー
1929年、ドイツのアルゴイに生まれる。叙情詩人、エッセイスト、放送劇作家、翻訳家。世界的ベストセラー『数の悪魔』(晶文社)など著書多数。
1929年、ドイツのアルゴイに生まれる。叙情詩人、エッセイスト、放送劇作家、翻訳家。世界的ベストセラー『数の悪魔』(晶文社)など著書多数。
内 容
本書は、赤十字委員会の起源や歴史、これまでの実際の活動や危機に関する情報をつぶさに紹介する、他に類を見ない「赤十字史」である。
救急箱、救急車を例に挙げるまでもなく、人命を救う象徴、それが「赤十字」だ。「ひょっとしたらコカ・コーラよりもよく知られているかもしれない」。編者はそう語る。しかし、こんにち億単位の予算を抱えながら世界中で人道的活動を行っている「赤十字委員会」について、私たちはあまりに何も知らなさすぎる。
本書は、赤十字委員会の起源や歴史、これまでの実際の活動や危機に関する情報をつぶさに紹介する、他に類を見ない「赤十字史」である。今もアフガニスタンで、イラクで、パレスチナで、そして世界中の幾多の地域で、文化や宗教を異にするがための、あるいはごく一握りの権力者が得をするための戦争・紛争が果てしなく続き、無惨に人々が殺されている。本書は、そんな愚劣な争いに体を張って立ち向かい、砲弾の嵐の中を駆け抜け、人のいのちを救うためにのみ、丸腰で戦火に立ち向かっていった人々の歴史であり、平和に向けて人類がなしうる最良の実践の記録である。
救急箱、救急車を例に挙げるまでもなく、人命を救う象徴、それが「赤十字」だ。「ひょっとしたらコカ・コーラよりもよく知られているかもしれない」。編者はそう語る。しかし、こんにち億単位の予算を抱えながら世界中で人道的活動を行っている「赤十字委員会」について、私たちはあまりに何も知らなさすぎる。
本書は、赤十字委員会の起源や歴史、これまでの実際の活動や危機に関する情報をつぶさに紹介する、他に類を見ない「赤十字史」である。今もアフガニスタンで、イラクで、パレスチナで、そして世界中の幾多の地域で、文化や宗教を異にするがための、あるいはごく一握りの権力者が得をするための戦争・紛争が果てしなく続き、無惨に人々が殺されている。本書は、そんな愚劣な争いに体を張って立ち向かい、砲弾の嵐の中を駆け抜け、人のいのちを救うためにのみ、丸腰で戦火に立ち向かっていった人々の歴史であり、平和に向けて人類がなしうる最良の実践の記録である。