マイホーム
世界12ヵ国語に翻訳されたフィンランドのベストセラー、ついに日本上陸!
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- 関連ワード
- マイホーム
- タイトル
- 著者・編者・訳者
- カリ・ホタカイネン著
- 末延弘子訳
- 発行年月日
- 2004年 11月 26日
- 定価
- 3,080円
- ISBN
- ISBN4-7948-0649-3
- 判型
- 四六判上製
- 頁数
- 372ページ
著者・編者・訳者紹介
著者-カリ・ホタカイネン(KARI HOTAKAINEN)
1957年生まれ。フィンランドの現代文学を代表する作家。
出版社などの編集者を経て作家へ転身。詩、小説、児童書、舞台脚本など幅広く手がける。
リズミカルで核を突いたユーモアと風刺に評価が高く、カリカチュア化された登場人物たちの個性を引き出すことに長けている。
1957年生まれ。フィンランドの現代文学を代表する作家。
出版社などの編集者を経て作家へ転身。詩、小説、児童書、舞台脚本など幅広く手がける。
リズミカルで核を突いたユーモアと風刺に評価が高く、カリカチュア化された登場人物たちの個性を引き出すことに長けている。
内 容
2DKのアパートに住み、家庭の主夫としてすべての家事をこなす主人公マッティ・ヴィルタネン。喧嘩の最中に妻に手を上げたことで、離婚危機に陥ってしまう。崩壊しそうな家庭をもう一度取り戻そうと考えあぐねた案は、長年の妻の夢でもあったマイホームを手に入れることだった。
不動産仲買業者ヤルモ・ケサマーとの駆け引き、自分の人生との駆け引き、夫婦の役割分担の駆け引きを、それぞれの登場人物の対話に投影させながら巧妙に物語が進んでゆく。強迫観念に縛られた男に潜む一途なまでの行動が、物語の進行に拍車をかける悲劇コメディーだ。
フィンランドのマイホーム獲得競争への社会批判も盛り込んだこの作品は、2002年度のフィンランディア賞受賞作品であり、同年にはフィンランドの不動産業界から仲買業者の人物像を浮き彫りにしたとして表彰されている。2004年には北欧閣僚評議会文学賞を受賞し、現在までに12ヵ国語に翻訳され、世界的に飛躍した作品とも言えるだろう。フィンランド国内では11万部を突破したベストセラー作品となり、今秋には映画化されて更なる注目を集めている。
不動産仲買業者ヤルモ・ケサマーとの駆け引き、自分の人生との駆け引き、夫婦の役割分担の駆け引きを、それぞれの登場人物の対話に投影させながら巧妙に物語が進んでゆく。強迫観念に縛られた男に潜む一途なまでの行動が、物語の進行に拍車をかける悲劇コメディーだ。
フィンランドのマイホーム獲得競争への社会批判も盛り込んだこの作品は、2002年度のフィンランディア賞受賞作品であり、同年にはフィンランドの不動産業界から仲買業者の人物像を浮き彫りにしたとして表彰されている。2004年には北欧閣僚評議会文学賞を受賞し、現在までに12ヵ国語に翻訳され、世界的に飛躍した作品とも言えるだろう。フィンランド国内では11万部を突破したベストセラー作品となり、今秋には映画化されて更なる注目を集めている。