オウルの奇跡
ハイテク都市建設の立役者達の物語を通して、地域の誇りと存続を賭けた振興の精神に学ぶ
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- 関連ワード
- オウルの奇跡
- タイトル
- サブタイトル
- フィンランドのITクラスター地域の立役者達
- 著者・編者・訳者
- ミカ・クルユ著
- 末延弘子訳/笹野尚+ユッカ・ヴィータネン監修
- 発行年月日
- 2008年 1月 25日
- 定価
- 2,420円
- ISBN
- ISBN978-4-7948-0758-8
- 判型
- A5判並製
- 頁数
- 220ページ
著者・編者・訳者紹介
著者-Mika KULJU(ミカ・クルユ)
1969年生まれ、オウル大学でフィンランドと北欧史を学ぶ。
オウル大学新聞の編集長を経て、執筆家、編集者、出版プロデューサーと、幅広く活躍している。
スポーツやビジネスといったノンフィクションを中心とした著書がある。
1969年生まれ、オウル大学でフィンランドと北欧史を学ぶ。
オウル大学新聞の編集長を経て、執筆家、編集者、出版プロデューサーと、幅広く活躍している。
スポーツやビジネスといったノンフィクションを中心とした著書がある。
内 容
本書には、オウルITクラスターの形成を成し遂げたキーパーソン達の活動ぶりが綴られている。その活動内容もさることながら、「なぜそうしたのか」つまりキーパーソン達の志や考え方にあたるところが最も読み応えのある部分である。
この本が内容の正確さなどの点において第一級の文献であることは言うまでもない。また、本書の翻訳を手がけたのが、フィンランド文学研究者で本年8月にフィンランド政府外国人翻訳家賞も受賞された第一級の翻訳家である末延弘子さんであるということは、読者がオウルのキーパーソン達の考え方をまるごと理解でき、それゆえに本書から大きな感動を受けることができる重要な要素である。
条件不利地域における産業振興は、地域固有の資源を活かす活動であるとともに、何らかの意味で中心性の獲得を巡る闘いでもある。地域振興に関わるすべての人々に一読をおすすめする次第である。
この本が内容の正確さなどの点において第一級の文献であることは言うまでもない。また、本書の翻訳を手がけたのが、フィンランド文学研究者で本年8月にフィンランド政府外国人翻訳家賞も受賞された第一級の翻訳家である末延弘子さんであるということは、読者がオウルのキーパーソン達の考え方をまるごと理解でき、それゆえに本書から大きな感動を受けることができる重要な要素である。
条件不利地域における産業振興は、地域固有の資源を活かす活動であるとともに、何らかの意味で中心性の獲得を巡る闘いでもある。地域振興に関わるすべての人々に一読をおすすめする次第である。