新・大人のための〈読む力・書く力〉トレーニング
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- 関連ワード
- 新・大人のための〈読む力・書く力〉トレーニング
- タイトル
- サブタイトル
- 東大・慶應の小論文入試問題は知の宝庫
- 著者・編者・訳者
- 樋口裕一著
- 発行年月日
- 2009年 3月 26日
- 定価
- 1,650円
- ISBN
- ISBN978-4-7948-0796-0
- 判型
- 四六判並製
- 頁数
- 246ページ
著者・編者・訳者紹介
著者-樋口裕一(ひぐち・ゆういち)
1951年生まれ。
多摩大学経営情報学部教授。
通信添削指導小論文ゼミナール「白藍塾」主宰。
「小論文の神様」と呼ばれる卓越した指導で知られる。
仏文学の翻訳も数多い。
『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)は250万部を超すベストセラーとなった。
1951年生まれ。
多摩大学経営情報学部教授。
通信添削指導小論文ゼミナール「白藍塾」主宰。
「小論文の神様」と呼ばれる卓越した指導で知られる。
仏文学の翻訳も数多い。
『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)は250万部を超すベストセラーとなった。
内 容
黙って仕事をしていれば、誰かが認めてくれ引き立ててくれるという時代は終わった。これからは、自ら社会を分析・解読し、考察・判断し、自分の意見を表明しなければならない。とりわけ「世界経済危機」が言われ、未来の見えない混迷の時代においては、そのような能力が何よりも求められる。自分の思考と表現を磨いてこそ、危機に翻弄されることなく未来を切り開いくことができるからだ。
そのために必要な能力とは、〈読む力〉と〈書く力〉にほかならない。真の読む力を養うことによって、情報洪水に溺れずに知識を取り入れることができるようになる。社会を分析したさまざまな文書や書物を読解し、さらにその読解を発展させて自分で社会を分析する力を増すことができる。そして論理的に書く力をつけることによって、読み取った知識の精度を高め、ビジネスの場で自分の考えを的確に表現したり、さまざまなメディアに発信することができる。
では、具体的に何をすればよいのか。私が薦めたいのは、東大・慶應の小論文入試問題に挑戦してみることだ。
これは実際に大学合格をめざす人だけでなく、「大人の読解力・文章力」を身につけたいすべての人に有効な手段だ。この2大学の小論文入試問題はさすがによく練られており、しかも現代社会の動向を敏感に分析して作られている。これらを読み、解くことによって、現代の問題がおのずと理解できるし、自分の考えがまとまってくるはずだ。さらに自分で解答を書いてみることで、説得力のある意見を述べることができるようになる。
本書は、そのような意図のもとに書いた旧版『大人のための〈読む力・書く力〉トレーニング』を大幅に改訂したものだ。初版刊行から5年を経て、世界の状況はめまぐるしく変わった。今回の新版ではそれらの変動もふまえつつ、現在求められている情報力・読解力・表現力を分析した。
もちろん「ここを押さえれば書ける」という樋口式小論文作法、東大・慶應の最新入試傾向も解説してある。なお、東大は昨年入試制度が変更になり、まだ傾向が定着していないため、旧版の記述は大幅に割愛したことを付け加えておく。(著者より)
そのために必要な能力とは、〈読む力〉と〈書く力〉にほかならない。真の読む力を養うことによって、情報洪水に溺れずに知識を取り入れることができるようになる。社会を分析したさまざまな文書や書物を読解し、さらにその読解を発展させて自分で社会を分析する力を増すことができる。そして論理的に書く力をつけることによって、読み取った知識の精度を高め、ビジネスの場で自分の考えを的確に表現したり、さまざまなメディアに発信することができる。
では、具体的に何をすればよいのか。私が薦めたいのは、東大・慶應の小論文入試問題に挑戦してみることだ。
これは実際に大学合格をめざす人だけでなく、「大人の読解力・文章力」を身につけたいすべての人に有効な手段だ。この2大学の小論文入試問題はさすがによく練られており、しかも現代社会の動向を敏感に分析して作られている。これらを読み、解くことによって、現代の問題がおのずと理解できるし、自分の考えがまとまってくるはずだ。さらに自分で解答を書いてみることで、説得力のある意見を述べることができるようになる。
本書は、そのような意図のもとに書いた旧版『大人のための〈読む力・書く力〉トレーニング』を大幅に改訂したものだ。初版刊行から5年を経て、世界の状況はめまぐるしく変わった。今回の新版ではそれらの変動もふまえつつ、現在求められている情報力・読解力・表現力を分析した。
もちろん「ここを押さえれば書ける」という樋口式小論文作法、東大・慶應の最新入試傾向も解説してある。なお、東大は昨年入試制度が変更になり、まだ傾向が定着していないため、旧版の記述は大幅に割愛したことを付け加えておく。(著者より)