銀座の画廊巡り
「無料の美術館」=画廊を味わい尽くす格好のガイド!
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- 関連ワード
- 銀座の画廊巡り
- タイトル
- サブタイトル
- 美術教育と街づくり
- 著者・編者・訳者
- 野呂洋子著
- 発行年月日
- 2011年 9月 29日
- 定価
- 2,640円
- ISBN
- ISBN978-4-7948-0882-0
- 判型
- 四六判並製
- 頁数
- 284ページ
著者・編者・訳者紹介
著者-野呂洋子-
1964年東京生まれ。
慶應義塾大学理工学部を卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社。
結婚を機に夫と共に「銀座柳画廊」を創業。
現在、副社長を務める傍ら札幌市立大学非常勤講師。画廊のブログ(http://blog.yanagi.com/)掲載のメールマガジンで「今の美術業界を考える」を執筆中。
1964年東京生まれ。
慶應義塾大学理工学部を卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社。
結婚を機に夫と共に「銀座柳画廊」を創業。
現在、副社長を務める傍ら札幌市立大学非常勤講師。画廊のブログ(http://blog.yanagi.com/)掲載のメールマガジンで「今の美術業界を考える」を執筆中。
内 容
処女作『銀座の画廊経営』(ファーストプレス、2008年)では、銀座の画廊がどのような商売をしているのかを主題にしましたが、今回の本では、私が2009年より行っている「銀座の画廊巡り」がどのような活動かを紹介しています。美術館にはおおぜいの方が行かれるにもかかわらず、「無料の美術館」である画廊には、敷居が高いのか一般のお客さまがあまり来られません。閉鎖的と言われている銀座の画廊に、より多くの方々に足を運んでいただき、銀座にかつて以上の賑わいが戻ってくることを願って本書を著しました。
もちろん、絵画を購入してもらうことも活動の目的としています。というのも、非日常であった美術の世界を日常の中に取り込むことで文化的な生活を取り戻すことができるということも、広く提案していきたいと考えているからです。日本人にとってもともと芸術や文化は身近なものであり、趣味や嗜好にこだわりをもって生きていくことを誉れとしてきたわけですが、戦後数十年間にわたって進められた教育によって経済優先の生活に変わってしまいました。震災を経て、かつての文化的な生活を取り戻す必要をますます痛感しています。
これまで小学生からお年寄りまで幅広い年齢層の方々を対象として行ってきた「銀座の画廊巡り」を紹介することで、魅力的な日本文化の最先端を知っていただき、近年おろそかになっている美術教育の一助になればと願っています。また、世界中から愛される日本の魅力を、銀座の画廊のこだわりとともに伝えることができれば幸いです。本書を読むことで、多くの方々が「銀座の街」を楽しみ、ぶらぶらと「銀座の画廊」を巡っていただけることを期待しています。(著者:野呂 洋子)
もちろん、絵画を購入してもらうことも活動の目的としています。というのも、非日常であった美術の世界を日常の中に取り込むことで文化的な生活を取り戻すことができるということも、広く提案していきたいと考えているからです。日本人にとってもともと芸術や文化は身近なものであり、趣味や嗜好にこだわりをもって生きていくことを誉れとしてきたわけですが、戦後数十年間にわたって進められた教育によって経済優先の生活に変わってしまいました。震災を経て、かつての文化的な生活を取り戻す必要をますます痛感しています。
これまで小学生からお年寄りまで幅広い年齢層の方々を対象として行ってきた「銀座の画廊巡り」を紹介することで、魅力的な日本文化の最先端を知っていただき、近年おろそかになっている美術教育の一助になればと願っています。また、世界中から愛される日本の魅力を、銀座の画廊のこだわりとともに伝えることができれば幸いです。本書を読むことで、多くの方々が「銀座の街」を楽しみ、ぶらぶらと「銀座の画廊」を巡っていただけることを期待しています。(著者:野呂 洋子)