心から暮らしを真剣に、丁寧に生きてきた「軌跡」、それぞれの女性における人生の「きほん」とは。

978-4-7948-1051-9

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心から暮らしを真剣に、丁寧に生きてきた「軌跡」、それぞれの女性における人生の「きほん」とは。

関連ワード
Sheという生き方
タイトル
著者・編者・訳者
嶋守さやか・廣田貴子編著
発行年月日
2016年 10月 21日
定価
2,420円
ISBN
ISBN978-4-7948-1051-9 C0095
判型
四六判並製
頁数
280ページ

著者・編者・訳者紹介

編著者
-嶋守さやか(しまもり・さやか)-
桜花学園大学保育学部准教授。
社会学博士。
著書に『孤独死の看取り』などがある。
-廣田貴子(ひろた・たかこ)-
米オレゴン大学社会学部卒業。
米国で就職し、役員秘書などをして帰国後、テレビ局、政府機関の仕事をする。
現在は独立。

内容

 「Sheという生き方」―この本は、現代女性の生き方をテーマにしています。この本でみなさんに強く示したいことは、どんな時代や世代に生きようと、「女である」ということに幸せを見いだしていくのだ、という決意です。「女である」ことには必ず幸せがあります。しかし、それにはただ一つ、条件があると考えています。それは、女は考えなければ幸せになれない、ということです。
 私たちは女として生まれてきました。だから、「女である」ということを前提に、女としての自分が、どうしたら幸せになれるのかを考えなければなりません。男や時代や世代や運命、はたまた結婚という制度にすがり、それらに頼りきっているだけでは、幸せになんて絶対になれません。誰かや、何かに、幸せに「してもらえる」などは到底ありえないのです。
 この本では、2016年現在において、45歳~50歳になる女性の生き方を取り上げていきます。この年代を生きる私たちの「現代社会の女性の問題」としてよく語られることは、仕事のキャリアや晩婚化、晩産化、不妊治療や出生前診断、高齢出産、ダウン症児などの障害児の子育てなどです。
 この本では、まず共著者である廣田貴子さんのキャリア形成から考える「自分のきほん」、知的障害のあるゆうき君を育てる由香子さんの生き方から考える「親子のきほん」、そして最後に、不妊治療に取り組んできた玲子さんの生き方から「夫婦のきほん」を示していきます。
 この3人には、心から暮らしを大事にしている「きほん」があります。仕事も、夫婦生活も、子育ても、本当に真剣に「自分と大事な人の幸せ」のことを考えています。それぞれの女性における人生の「きほん」について、真剣に、丁寧に生きてきた「軌跡」をこの本で示していきます。
 私たちは、人生をともにつくり上げていくパートナーが欲しいのです。ですから、あなたの目の前のパートナーと幸せになるために、ぜひ男性のみなさんにも、そうでないみなさんにも、「幸せのきほん」をともに考えていただければ幸いです。
(しまもり・さやか)



上野千鶴子さんが理事長を務める認定NPO法人ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)HP上にて『Sheという生き方』が紹介されました!

https://wan.or.jp/wan
she_hp

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