「どないもできひん」から「できることをやってみる」へ!“40代からの国際支援事始め”、笑いあり、涙ありの顛末記
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「どないもできひん」から「できることをやってみる」へ!“40代からの国際支援事始め”、笑いあり、涙ありの顛末記
- 関連ワード
- カンボジア自転車プロジェクト オッサンが国際支援をはじめた!
- タイトル
- サブタイトル
- オッサンが国際支援をはじめた!
- 著者・編者・訳者
- 安田勝也著
- 発行年月日
- 2020年 9月 25日
- 定価
- 2,420円
- ISBN
- ISBN978-4-7948-1159-2 C0036
- 判型
- 四六判並製
- 頁数
- 298ページ
著者・編者・訳者紹介
安田勝也(やすだ・かつや)
1971年大阪生まれ。経営コンサルティング会社を営む傍ら、2015年に始めた奨学金支援をきっかけにカンボジア支援を開始。毎年12月に渡航し、自転車の寄贈と中学校内の自転車修理クラブ設立を行う「自転車プロジェクト」を実施中。
1971年大阪生まれ。経営コンサルティング会社を営む傍ら、2015年に始めた奨学金支援をきっかけにカンボジア支援を開始。毎年12月に渡航し、自転車の寄贈と中学校内の自転車修理クラブ設立を行う「自転車プロジェクト」を実施中。
内容
「この子は、将来、自分の夢をあきらめるときが来る」2015年、初めてカンボジアを訪れたとき、同行してくれた現地の支援団体の代表者が言った言葉を忘れることができません。「なんで、こんなことになってんねん!」という世の中に対する憤り、「でも、どないもできひん」という無力感、そして、そんな状況にいる子どもたちに、「将来、何になりたい?」と能天気に尋ね続けてきた私自身の愚かさに対する怒りが理由です。この年に奨学金を通じての子ども支援を開始し、国際支援の小さな一歩を踏み出した私は当時四四歳。いい大人のくせに、どこか興奮していたのでしょう。その興奮した頭で、「世の中」という得体のしれないもののせいにするのではなく、自分でできることをやってみようと思い至りました。そして、多くの人の協力を得ながら、手探りで進めてきたのが「カンボジア自転車プロジェクト」です。このプロジェクトは、貧困が理由で学校に行けなくなる子どもたちを減らすために、日本で協力者を集めて自転車をプレゼントするというものです。「どないもできひんわ」という状態から、「この自転車あげるから学校に通って、自分で何とかして」へと、少しだけですが私は脱皮をしたわけです。カンボジアのこと、子どもたちのこと、自転車プロジェクトのことを知ってほしい、そしてそれによって支援者が増えたら最高!という目的もあって本を著すことにしました。プロジェクトの誕生から現在に至るまでの取り組みに加え、カンボジアで体験した出来事も珍道中エピソードとして盛り込みました。トゥクトゥク(三輪タクシー)のドライバーたちと裸で大合唱したり、おなかをこわした状態でアンコール・ワットのマラソン大会に出たり、支援地までの一五〇キロをママチャリで走破もしました。「国際支援のエンターテインメント本」として読んでいただければ幸いです。そして、カンボジアの現状を知ってください。
(やすだ・かつや)
(やすだ・かつや)