全国の教師にとって悩みの種である「話し合い」学習。豊富な事例で具体的な指針を示した初めての実践記録!

978-4-7948-1262-9

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全国の教師にとって悩みの種である「話し合い」学習。豊富な事例で具体的な指針を示した初めての実践記録!

関連ワード
トピック学習で話し合う力を育てる 子どもたちとつくり上げた6年間の軌跡
タイトル
サブタイトル
子どもたちとつくり上げた6年間の軌跡
著者・編者・訳者
廣口知世・山元悦子著
発行年月日
2024年 4月 10日
定価
2,420円
ISBN
ISBN978-4-7948-1262-9 C0037
判型
四六判並製
頁数
242ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-
廣口知世
(ひろぐち・ともよ)
京都ノートルダム女子大学現代人間学部こども教育学科講師。元北九州市立小学校、国立大学小学校教諭。
山元悦子(やまもと・えつこ)
福岡教育大学国語教育研究ユニット教授。二人で国語教育実践の開発に努めている。

内容

 小学校の国語科には「話し合い」という学習内容があります。しかし、何をどう教えたらいいのか漠然としていて、多くの教師にとって悩みの種となっています。この「話し合い」の指導について真っ向から取り組んだ実践記録、それが本書です。「話し合う力」とは何なのか、どうやって育めばいいのか、達成度をどのように評価すればいいのかなどについて、明確な指針を出すべく、小学校教師と国語教育専門家がタッグを組み、6年にわたって「トピック学習」に取り組んできました。子どもたちの姿から学び、子どもたちとともに築き上げてきた軌跡がここにあります。
 トピック学習とは、「子どものやりたいことから立ち上がったトピック(話題・言語活動)」を題材に、「話す・聞く・読む・書く活動が有機的につながって展開する」主体的・協働的な学習を指します。本書には全学年にわたるその具体的な学習実践が多数紹介されており、明日からでも取り組める内容が満載です。また、それらの学習が成立する理論も分かりやすく解説しています。理論と実践が有機的につながるとき、子どもたちの生き生きとした学びが営まれることが証明されているはずです。
 小学校の教師という職業は大変な激務です。なかでも国語科は、配当時間が一番多いうえに指導の指針が見えにくく、達成度の見きわめ方や評価も難しく、多くの先生が日々悩まれていることと思います。「話し合い」学習はその最たるものです。「対話」や「話し合い」を取り入れた学習が求められている一方で、現場はどうもうまくいっていないようです。
 本書は、このような悩みに一つの解答を提供するものです。一人でも多くの先生に読んでいただき、課題への答えを見いだし、明るい気持ちで授業に取り組んでいただければと思います。
(ひろぐち・ともよ)

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