全米最大のジャンル映画祭・Fantastic Festドキュメンタリー部門最優秀監督賞他、海外で注目を集める作品が、いよいよ日本に逆輸入!
障害者プロレス・ドキュメンタリー映画『DOGLEGS』(日本語・英語字幕付き上映)2016/1/9(土)~
障害者プロレス・ドキュメンタリー映画
『DOGLEGS』
監督・撮影・編集=ヒース・カズンズ。25年の歴史を誇る障がい者プロレス団体「DOGLEGS(ドッグレッグス)」の活動を追い、5年かけて製作したドキュメンタリー。
清掃員として働きながら、設立当初からドッグレッグスのスター選手だったサンボ慎太郎は引退を考え始める。しかし、白黒をつけなければならない相手がいた。障がい者を打ちのめしてきた健常者、ドッグレッグス代表のアンチテーゼ北島。2人の熱い闘いの行方は……。等身大の障がい者たちを赤裸々に映し出す。
清掃員として働きながら、設立当初からドッグレッグスのスター選手だったサンボ慎太郎は引退を考え始める。しかし、白黒をつけなければならない相手がいた。障がい者を打ちのめしてきた健常者、ドッグレッグス代表のアンチテーゼ北島。2人の熱い闘いの行方は……。等身大の障がい者たちを赤裸々に映し出す。
◉1月9日~
◉1月16日~
- 名古屋・シネマスコーレ
- そのほか、京都・立誠シネマ、大阪・第七藝術劇場(日程未定)
神奈川:シネマ・ジャック&ベティ
新潟:高田世界館
石川:シネモンド
広島:横川シネマ
沖縄:桜坂劇場
☆映画公開を記念して、出演者の著作を紹介!
●嶋守さやか『孤独死の看取り』、『しょうがいしゃの皆サマの、ステキすぎる毎日』
- 映画「DOGLEGS」のロケ地にもなった桜花学園大学にて准教授を務める嶋守さやか氏。
なんと出演のきっかけは、フィールドワークの対象が「ドッグレッグス」であったことです。新評論から出版した2作目の本『孤独死の看取り』の中にも、「ドッグレッグス」のことがしっかりと説明されています。大学院にて福祉社会学、家族社会学を専攻し、現在、社会学博士として活躍されている嶋守さやか氏が、長年にわたって「社会福祉の現場」を取材してまとめたのがこの2冊。この機会に是非、ご一読ください。
●永野明『夢をかなえる障害者アスリート』
- 「永野・V・明」そう「DOGLEGS」の一員、永野さんのリングネームです。
プロレスラーとしての活躍は映画「DOGLEGS」をご覧いただければ十二分にご理解いただけますので、ここでは永野さんのもうひとつの顔である「ハンドサイクリスト」について書かせて頂きます。一歳の頃から下肢に麻痺を抱えている永野明は、ハンドバイクに魅了されて日本縦断を決意する。最初の走行となった「東京‐福岡縦断」では、歩調を合わせて移動するということが、永野だけでなく伴走者にとっても初めての経験であったため、両者ともに葛藤を抱え続けた。永野は言う。「走れない、一人で電車に乗れない……障害者は、“ナイナイづくし”でできないことばかりを数えてきた。しかし、できることだけを信じればいい」。 永野さんが語る、もうひとつの熱いドキュメンタリー。