女子大として国内唯一(当時)の経営学部。その苦難の船出から現在までを学生たちの声でたどる「実践学習」の記録!

978-4-7948-1259-9

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女子大として国内唯一(当時)の経営学部。その苦難の船出から現在までを学生たちの声でたどる「実践学習」の記録!

関連ワード
258人の学生とはじめた授業 武庫川女子大学経営学部、テイクオフ
タイトル
サブタイトル
武庫川女子大学経営学部、テイクオフ
著者・編者・訳者
武庫川女子大学経営学部編
発行年月日
2024年 2月 28日
定価
2,420円
ISBN
ISBN978-4-7948-1259-9 C0037
判型
四六判並製
頁数
314ページ

著者・編者・訳者紹介

編者-がわ女子大学経営学部
1949年に公江喜市郎が開学した武庫川学院女子大学(現武庫川女子大学)は、現在12学部20学科を擁する日本最大規模の女子総合大学である。2020年4月、当時の女子大では日本で唯一の経営学部(校舎は公江記念館)を開設した。

内容

 2020年4月、日本最大規模の総合女子大学であるがわ女子大学(兵庫県西宮市)は、当時の女子大では国内唯一の経営学部を開設した。創立者の公江こうえ喜市郎の名を冠し、「日本建築学会作品選集2023」にも採録された「公江記念館」が経営学部の校舎として建設され、華々しく出発するはずであった。だが、世界中を襲ったコロナ禍により、苦渋のスタートとなった。
 学生の登学もままならず、授業運営に支障をきたし、学部として頓挫しかねないほど混迷を極めた。新しく迎える学生のために準備された、経営学部を象徴する必修科目「実践学習」も、その例外ではなかった。しかし、学部の努力と奮闘が実り、予定通り「実践学習」はテイクオフした。静かに滑り出した「実践学習」だが、現在も着実に実績を重ねている。
 1年生から4年生の全員が参加する「実践学習」の主役はもちろん学生であるが、実践の受け入れ先となる企業などの外部組織との連携や授業運営をサポートする「実践学習センター」のスタッフ、そして授業を見守り、学生を評価する教員とともに取り組まれている。
 2023年、創設から約4を経て初めての卒業生を送り出すにあたり、学部のこれまでの歩みを本にまとめた。258名の学生たちとつくりあげてきた「実践学習」とは何か。学生たちは何をどのように学んでいるのか。社会人になる前に何を得、そのためにどのような工夫をしているのだろうか。
 本書ではこれらのテーマを、教員ではなく学生そして「実践学習」の現場に携わるスタッフが率直に考え、書き下ろしたものである。その意味では、教育手法や教育理論の書というより、「学び場のノンフィクション」と言える。だからこそ、「実践学習」のリアルを余すことなく伝えられたと自負している。実践先となった企業の担当者だけでなく、大学内外の教育関係者や保護者、さらに女子大生のリアルな思いを知りたいという読者に、ページを繰りながら気軽に楽しんでもらいたい。
(編者)

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