ついに流謫の日々が終わりを告げ、源氏派の巻き返しが開始。「明石」続編~「関屋」の本巻で第Ⅰ期《青春編》堂々完結!!

978-4-7948-1265-0

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ついに流謫の日々が終わりを告げ、源氏派の巻き返しが開始。「明石」続編~「関屋」の本巻で第Ⅰ期《青春編》堂々完結!!

関連ワード
せんげん 第6巻 完訳漫画『源氏物語』
タイトル
著者・編者・訳者
杉村喜光著
発行年月日
2024年 5月 31日
定価
1,485円
ISBN
ISBN978-4-7948-1265-0 C0093
判型
A5判並製
頁数
350ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-杉村喜光(すぎむら・よしみつ)
雑学系ライター、漫画家、ラジオパーソナリティ、作詞家。静岡県出身。
ウェブ上では「知泉」の名で知られる。
漫画作品に『やじきた雑学問答』『知泉的古事記 ふることふみ』など。
『異名・ニックネーム辞典』(三省堂)他著書多数。
2021年『アレにもコレにも! モノのなまえ事典』(ポプラ社)で「図書館員がえらぶ選書センター大賞」受賞。

内容

*第Ⅱ期《栄華編》全7巻(「第十七帖 絵合」〜「第三十三帖 藤裏葉」):2024年冬刊行開始予定
*第Ⅲ期《冥闇編》全6巻(「第三十四帖 若菜」〜「第四十一帖 雲隠」)
*第Ⅳ期《宇治編》全10巻(「第四十二帖 匂宮」〜「第五十四帖 夢浮橋」)
*別冊《拾遺》全1巻(「雲隠」「夢浮橋」補遺、『更級日記』など)
*既刊第Ⅰ期6巻を含め、全Ⅳ期29巻+補遺1巻(全30冊)の予定です

 見逃し配信で歴代最多視聴数を記録するなど、話題の大河ドラマ『光る君へ』も早や3分の1まで来ました。とはいえ、「まひろ」が夫を亡くし、世界最古の長編小説を書きはじめるまでは、いましばらくかかるでしょう。紫式部と『源氏物語』への関心はまだまだ高まりそうです。
 本シリーズのほうは、この第6巻で最初の節目を迎え、第Ⅰ期《青春編》が完結します。光源氏の誕生前夜からはじまった物語は、三十路にさしかかった源氏がなつかしい女性に遭遇するエピソード(第十六帖「関屋」)でいったん幕を閉じます。本居宣長の2次創作「手枕」を漫画化した特別編や、『源氏物語』を西洋に知らしめた東洋学者アーサー・ウェイリーについてのオマケ漫画もついて、にぎにぎしいフィナーレが奏でられます。
 つづく第Ⅱ期・第十七帖「絵合」以降のシリーズ構成予定をご案内しておきましょう(各期構成は変更となる場合があります)。
* 第Ⅱ期《栄華編》全7巻(第十七帖「絵合」~第三十三帖「藤裏葉」)
* 第Ⅲ期《冥闇編》全6巻(第三十四帖「若菜」~第四十一帖「雲隠」)
* 第Ⅳ期《宇治編》全10巻(第四十二帖「匂宮」~第五十四帖「夢浮橋」)
* 《補遺》全1巻(「雲隠」「夢浮橋」補足、『更級日記』など)
 (既刊第Ⅰ期6巻を含め、全Ⅳ期29巻+補遺1巻)
 第Ⅱ期(2024年冬、刊行開始予定)は、隠退を解かれた光源氏が弟の冷泉帝(じつは源氏自身の子)の後見役として政治と社交の手腕をフルに発揮し、40歳で太政大臣に昇進、ついに上皇に準じる待遇をうけるまでの絶頂期が描かれます(まさに『光る君へ』の藤原一族、とくに道長の出世街道を思わせます)。その冒頭「絵合」は、ライバルでもあり親友でもある権中納言(もと頭中将)との華麗で壮絶な后レースがテーマです。世界初の完全漫画化=空前絶後の大作を完成させるべく、渾身の筆をふるいつづける作者に、どうかエールをお願いいたします!
(編集部)

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