小売業の海外進出と戦略
調査・研究対象の傍流とされてきた小売資本の国際進出の分析に真正面から取り組む!
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- 関連ワード
- 小売業の海外進出と戦略
- タイトル
- サブタイトル
- 国際立地の理論と実態
- 著者・編者・訳者
- 川端基夫著
- 発行年月日
- 2000年 12月 15日
- 定価
- 4,180円
- ISBN
- ISBN4-7948-0502-0
- 判型
- A5判上製
- 頁数
- 340ページ
著者・編者・訳者紹介
著者-川端基夫(かわばた・もとお)/1956年、滋賀県生まれ。 大阪市立大学大学院修了。関西学院大学商学部教授。産業立地論、国際経営立地論。著書:『アジア市場幻想論』(新評論、1999年)、『大競争時代の「モノづくり」拠点』(編著、新評論、1998年)、『情報化と地域商業』(編著、千倉書房、1997年)、『経済地理学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2000年)、『アジアと大阪』(共著、古今書院、1996年)、『規制緩和と地域経済』(共著、税務経理協会、1996年)、『現代日本企業の情報と会計』(共著、文眞堂、1996年)、『変貌する産業空間』(共著、世界思想社、1995年)ほか。
内 容
近年、日本への外資小売業の進出が話題を呼んでいる。特に、欧米の様々な業態の小売業が日本市場にアプロ−チしてきており、業界関係者のみならず消費者の関心を引いている。一方で、日本の小売業もこれまで非常に多くの店舗を海外(特にアジア地域)に出店してきた。
アジアの大都市の目抜き通りには必ずといってよいほど、日本の百貨店が大きな店舗を構えている。ところが、最近は海外からの撤退がしばしば報じられ、かつてのような華々しい進出報道も影を潜めている。なぜ、日本の小売業の海外進出は成功しないのであろうか。これは、日本の小売業を国際市場の中で改めて捉え直す絶好の機会ともいえよう。
本書は、筆者がアジアの流通現場に幾度となく足を運び、50社以上の海外子会社で延べ100 人近くの実務家からヒアリングを行った結果をベ−スとした考察であり、またこのようにして得られた現地の実態とこれまでの研究とをすり合わせながら考察を進めたものである。
アジアの大都市の目抜き通りには必ずといってよいほど、日本の百貨店が大きな店舗を構えている。ところが、最近は海外からの撤退がしばしば報じられ、かつてのような華々しい進出報道も影を潜めている。なぜ、日本の小売業の海外進出は成功しないのであろうか。これは、日本の小売業を国際市場の中で改めて捉え直す絶好の機会ともいえよう。
本書は、筆者がアジアの流通現場に幾度となく足を運び、50社以上の海外子会社で延べ100 人近くの実務家からヒアリングを行った結果をベ−スとした考察であり、またこのようにして得られた現地の実態とこれまでの研究とをすり合わせながら考察を進めたものである。