現代の金融と地域経済
現代の貨幣・国際金融および地域産業問題の争点を網羅
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- 関連ワード
- 現代の金融と地域経済
- タイトル
- サブタイトル
- 下平尾勲福島大学教授退官記念論集
- 著者・編者・訳者
- 下平尾勲編著
- 発行年月日
- 2003年 2月 28日
- 定価
- 8,250円
- ISBN
- ISBN4-7948-0592-6
- 判型
- A5判
- 頁数
- 536ページ
著者・編者・訳者紹介
下平尾勲(しもひらお・いさお)
1938年大阪府生まれ。1963年大阪市立大学経済学部卒業。1968年大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程単位取得、佐賀大学経済学部助教授を経て、現在、福島大学経済学部教授、福島大学地域創造支援センター長。商学博士。
1938年大阪府生まれ。1963年大阪市立大学経済学部卒業。1968年大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程単位取得、佐賀大学経済学部助教授を経て、現在、福島大学経済学部教授、福島大学地域創造支援センター長。商学博士。
内 容
本書は、貨幣・金融および地域経済・産業に関する現代の状況をどのように捉えるのかという問題意識を起点として、現状分析、基礎理論、学説、政策などが「第1部 金融・貨幣の経済学」、「第2部 地域経済・産業の経済学」に大別されて論じられ、それぞれの争点が網羅されている論文集である。
現代のわが国の経済における長期不況の中で最も鋭く問題が露呈しているのは、貨幣・金融現象と地域問題である。バブル経済の崩壊が、生産過剰とともに極端な株価・地価暴落を生み、金融、不動産、建設業など地価、株価がらみの産業分野の不良債権が表面化した。これらの主要産業の極端な経営縮小と合理化は、商業、サービス業や製造業、さらに地域経済へと波及し、景気が悪化した。それにより、企業赤字の拡大と銀行の不良債権の増加とが悪循環に入っている。本書は、貨幣・金融および地域経済・産業に関する現代の状況をどう見るかという問題意識から現状分析、基礎理論、学説、政策などが論じられている。第一部では「金融・貨幣の経済学」、第二部では「地域経済・産業の経済学」と大別され前者は20論文、後者は17論文が収められている。合計36名の執筆陣のほとんどがそれぞれの専門分野において第一線で活躍している。
現代のわが国の経済における長期不況の中で最も鋭く問題が露呈しているのは、貨幣・金融現象と地域問題である。バブル経済の崩壊が、生産過剰とともに極端な株価・地価暴落を生み、金融、不動産、建設業など地価、株価がらみの産業分野の不良債権が表面化した。これらの主要産業の極端な経営縮小と合理化は、商業、サービス業や製造業、さらに地域経済へと波及し、景気が悪化した。それにより、企業赤字の拡大と銀行の不良債権の増加とが悪循環に入っている。本書は、貨幣・金融および地域経済・産業に関する現代の状況をどう見るかという問題意識から現状分析、基礎理論、学説、政策などが論じられている。第一部では「金融・貨幣の経済学」、第二部では「地域経済・産業の経済学」と大別され前者は20論文、後者は17論文が収められている。合計36名の執筆陣のほとんどがそれぞれの専門分野において第一線で活躍している。