50年-60年代の韓国金融改革と財閥形成
市場主義神話が生む「矛盾をはらんだ成長」
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- 関連ワード
- 50年-60年代の韓国金融改革と財閥形成
- タイトル
- サブタイトル
- 「制度移植」の思わざる結果
- 著者・編者・訳者
- 内橋賢悟著
- 発行年月日
- 2008年 4月 2日
- 定価
- 3,300円
- ISBN
- ISBN978-4-7948-0763-2
- 判型
- A5判上製
- 頁数
- 196ページ
著者・編者・訳者紹介
著者-内橋賢悟(うちはし・けんご)
1961年神戸市生まれ。
横浜国立大学大学院国際開発研究科博士課程後期修了。博士(学術)。
専攻、韓国経済論、日韓比較経済史、比較経済制度史。
戸板女子短期大学非常勤講師、流通科学大学助手を経て、現在、横浜国立大学経済学部非常勤講師。
1961年神戸市生まれ。
横浜国立大学大学院国際開発研究科博士課程後期修了。博士(学術)。
専攻、韓国経済論、日韓比較経済史、比較経済制度史。
戸板女子短期大学非常勤講師、流通科学大学助手を経て、現在、横浜国立大学経済学部非常勤講師。
内 容
本書は、1950年代に米国主導で行われた韓国の金融制度改革(すなわち一国の制度をモデル化して他国経済社会に定着させようとする「制度移植」の試み)の実態を解明するとともに、その他律的改革路線の挫折が60年代以降「所有と経営の未分離」を特質とする韓国型「特恵財閥」を生み、その後の韓国経済成長の制度的基礎条件を作り上げるという「思わざる結果」に結びついたこの国の歴史的経緯を検証したものである。