信用制度の経済学 下平尾勲著貨幣や金融の話題が日常化している現代、その基本的理論・諸現象の把握のために古典の再読を試みた著者が、『資本論』をもとに現在の諸問題を総合的に分析し、かつ批判する。 » 1999年3月刊行
パワーイノベーション 寺本義也・小松陽一・福田順子・原田保・水尾順一・清家彰敏・山下正幸著五つの主要産業分野の分析を通して、人や組織のもつ潜在的な可能性と、それらを結合させる開放的かつ拡大的なパワーを引き出し、知的ネットワーク時代の企業革新の方法に迫る。 » 1999年3月刊行
地方分権と行財政改革〈龍谷大学社会科学研究所叢書第35巻〉 寺田宏洲編90年代以降、21世紀型の議論であると言っても過言でないほど地方分権と行財政改革の議論が活発化している。本書は、その理論的根拠を提示し、「地方の時代」を照らし出す。 » 1999年3月刊行
現代雇用政策の論理 依光正哲・石水喜夫著日本型雇用慣行は今や世界で通用しないとする規制緩和論と結びつく「雇用流動化論」は、雇用の現実から遊離した政策論であり、その問題点を歴史的・実証的に究明した問題作! » 1999年2月刊行
再生産論・恐慌論研究 八尾信光著資本主義の経済システムは地球規模で矛盾が噴出。今や資本主義の基礎構造と矛盾に関するマルクスの学説の見直しが不可欠。通説を批判しつつ資本主義論の再構成をめざす力作。 » 1998年6月刊行
開発のレギュラシオン 佐野 誠著負の奇跡・クリオージョ資本主義南米アルゼンチンの分析を通し、従来の開発論に一石を投じた野心作。「政治経済進化」の多様性を解明する現代経済学の先端課題に挑戦! » 1998年5月刊行
北東アジアの未来像 福井県立大学北東アジア研究会編21世紀の環日本海日本・中国・韓国・ロシア研究者が、新展開を続ける北東アジア経済圏を入念に調査・分析し、21世紀の環日本海交流に新しい枠組みを提示する。 » 1998年3月刊行
変貌する地場産業 関満博・福田順子編複合金属製品産地へ向かう“燕”同質製品の集中化をめざす旧来型の地場産業の形態を革新した先進地方都市(燕市)の成功事例。地域産業集積の回路に新時代の可能性を探る。 » 1998年2月刊行
成長に反する金融システム M.アグリエッタ著坂口明義訳パフォーマンスと今後の課題レギュラシオン学派の著者が、諸理論の深い分析と、最新の経験的知識を織りまぜ、革新のさなかにある新しい金融経済を圧縮した形で提示。 » 1998年2月刊行