円高と金融自由化の経済学 下平尾勲著円高・ドル安など激変する金融現象を、我が国の産業構造の変化と関連させ、日米両国の経済指標に基づいて分析。歴史的転換点にある日本経済を具体的・実証的に解明する。 » 1987年12月刊行
近代の運命 E.ハイマン著野尻武敏・足立正樹訳「近代」の偉大な業績と悲劇をテーマに、資本主義・社会主義の両者を含めた、近代経済システムの成立から終焉を展望する壮大な叙事詩。人類史を俯瞰する著者の思索の総決算。 » 1987年6月刊行
銀行論講義 鈴木芳徳編金融と銀行、銀行の業務と機構、景気変動と銀行業務、国際業務と多国籍銀行等、銀行界の現代的課題の究明を通じて、銀行の制度、機構、歴史、政策を初学者に判り易く解説。 » 1986年3月刊行
経済学史講義 宮崎犀一・上野 格・和田重司編経済学の形成から古典派の成立と修正、マルクス経済学、ワルラスの一般均衡論、ケンブリッジ学派の現代経済学の基礎を経て、新古典派、ポスト・ケインジアンまでを概観する。 » 1985年4月刊行
現代企業経営論 都筑 栄編近代経営の要素を労働対象・労働方法・労働主体に認め、規模拡大や形態の多様化によって生じた今日的企業経営における新たな課題を、綿密な理論にもとづき分析・整理する。 » 1984年4月刊行
現代経済政策論の基礎 T.ピュッツ著野尻武敏・丸谷冷史訳経済政策論の国際的権威が理論とその現実化過程を精緻に分析した西欧の名教科書の完訳。読者は基礎知識が身につくと同時に、西側ドイツ語圏の研究の水準と現況を知るだろう。 » 1983年5月刊行
現代資本主義の経済変動論〈増補版〉 柴田義人著経済変動理論の系譜を研究史的に展望して、“現代の問題性”を検討し、ついで現代資本主義における寡占の経済変動論の理論的構造を解明。微視的経済分析と巨視的経済分析。 » 1982年4月刊行
経済人口学 大淵 寛・森岡 仁著人口と経済の発展過程を歴史的数量的にたどり、人類の誕生、日本人の起源から現代の先進国・低開発国の様々な人口問題まで分かりやすく初めて体系化する経済人口学の成果。 » 1981年6月刊行
資本主義の発展と経済理論 鈴木 勇著産業革命から第一次大戦にいたる経済史を背景に、資本主義の発展過程と各時代の経済理論・学説を相互に関連づけて解明し、初学者にわかりやすく経済学の系譜を解明する。 » 1977年6月刊行