5日本的「近代」への問い 米原 謙著思想史としての戦後政治「戦前」を否定して「戦後」と呼ばれる時間が50年も続いたのは何故か。政治思想の観点から敗戦国特有の「戦後」的価値観とその変容を正面から分析。 » 1995年3月刊行
現代ドイツの政治思想 谷 喬夫著ナチズムの影西欧的〈近代〉(モデルネ)から二つのユートピア(ナチスの病的ユートピアと、支配を批判する宥和のミメーシス)を析出し、モデルネの残された可能性を究明。 » 1995年3月刊行
7現代保守思想の振幅 添谷育志著離脱と帰属の間近代化の過程で「伝統的なもの」や「持続的なもの」はいかなる変容を辿ったか。保守主義の概念、哲学としての保守主義、保守的メンタリティを徹底究明。 » 1995年3月刊行
地域産業時代の政策 関満博・西澤正樹編対中国進出の短期目標から、長期的な地域の創造的「モノづくり」の基盤形成へ!地域産業の将来に危機感を覚え、全精力を傾けていこうとする地域産業の担い手達への激励の書。 » 1995年2月刊行
サティとコクトー O.ヴォルタ著大谷千正訳理解の誤解フランス現代芸術の黄金期を画した両者の関係性と実像に迫る。コクトー宛:サティ全書簡/コクトー画:サティ全肖像/ピカソ他:関係デッサン等、資料充実! » 1994年12月刊行
6ラテンアメリカ 宗教と社会 G.アンドラーデ&中牧弘允編歴史記述と人類学的分析を通じて、カトリック教会と社会との係わり、その求心力に対抗する動きとしての「解放の神学」、および土着の信仰と新しい神々の動向を考察する。 » 1994年12月刊行