近代の運命 E.ハイマン著野尻武敏・足立正樹訳「近代」の偉大な業績と悲劇をテーマに、資本主義・社会主義の両者を含めた、近代経済システムの成立から終焉を展望する壮大な叙事詩。人類史を俯瞰する著者の思索の総決算。 » 1987年6月刊行
3自然-暮らし 戸西葉子解説かまどからガスコンロへ、井戸から水道へと生活の便利さを追求する中で得たもの、失ったもの。都市化にともなう自然破壊、公害病の発生を通して、戦後生活を浮彫りにする。 » 1987年5月刊行
1嫁姑-老年 飯田よし枝解説家に閉じ込められてきた女たちの不満、悩み、自己確立への意思を、嫁姑・老いをめぐるドキュメントの中に読む。「ホンモノの福祉社会」を庶民の立場から見直すための格好の書。 » 1987年3月刊行
2子ども-教育 木村きょう子解説書き手も読み手も同じ「母親同士」という連帯感を土台にし、世相に鋭く反応する子どもを通して世の中への疑問、不信を親の眼から綴り、戦後教育史に血を通わせる。 » 1987年3月刊行
アフリカ・東西の戦場 A.ガブション著安藤次男・片岡幸彦・川端正久・菊井禮次・松本祥志訳「飢え」の本質をゲオポリティーク的に読む話題作!国際的ジャーナリストが豊富な資料・インタビューを駆使して、飢餓の本質を米ソ対立の帰結として把えた秀逸のアフリカ論。 » 1986年11月刊行