政治思想家としてのグルントヴィ オヴェ・コースゴー著/清水満訳現代デンマークを代表する知識人の一人である著者が、教育改革者グルントヴィの「政治思想家」としての側面に光をあてる意欲作。 » 2016年1月刊行
アルジェリア人質事件の深層 暴力の連鎖に抗する「否テロ」の思想のために桃井治郎著多大な犠牲を出した事件の考察にカミュの問題作『反抗的人間』を重ねあわせ、あらゆる暴力に抗う「否テロ」の思想を紡ぐ。 » 2015年10月刊行
経済人間 ネオリベラリズムの根底クリスチャン・ラヴァル著菊地昌実訳“経済”に取り囲まれた社会・文化・政治・教育観はいかにして生成されてきたのか。その歴史的変遷を丹念に辿り、現代の病の核心に迫る。 » 2015年7月刊行
アドラシオン キリスト教的西洋の脱構築ジャン=リュック・ナンシー著メランベルジェ眞紀訳「外」「永遠」「無限」?自己を超越するものとの関わりを結び直す。単一の答えを求める近代的思考を凌駕し、社会的絆を再構築するために。 » 2014年10月刊行
偶有からの哲学(アクシデントからの哲学) 技術と記憶と意識の話ベルナール・スティグレール著浅井幸夫訳人間の全ての営みに外在する「偶有(偶然)性のプロセス」から現代人の生のあり方を考える。 » 2009年12月刊行