自転車は街を救う
街を走る水色の自転車が、都市を生き返らせる
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- 関連ワード
- 自転車は街を救う
- タイトル
- サブタイトル
- 久留米市 学生ボランティアによる共有自転車の試み
- 著者・編者・訳者
- 「水色の自転車の会」編
- 発行年月日
- 2002年 1月 15日
- 定価
- 2,200円
- ISBN
- ISBN4-7948-0541-1
- 判型
- 四六判
- 頁数
- 224ページ
著者・編者・訳者紹介
「水色の自転車の会」駄田井正(だたい・ただし)
1944年生まれ。1971年、大阪府立大学大学院経済学部研究科博士課程単位取得。1970年、久留米大学商学部講師、以後同学部助教授、教授を経て1994年に同大学経済学部教授。1993年、博士(経済学・九州大学)。「水色の自転車の会」の顧問役として学生とともにボランティアに取組む。専門:理論経済学、地域経済学、観光学。主著に『経済学説史のモデル分析』(九州大学出版会、1976年)『九州独立も夢ではない?ポスト近代のくにづくり』(共著、同文舘出版、1999年)『21世紀の観光とアジア九州』(共著、九州大学出版会、2001年)。
1944年生まれ。1971年、大阪府立大学大学院経済学部研究科博士課程単位取得。1970年、久留米大学商学部講師、以後同学部助教授、教授を経て1994年に同大学経済学部教授。1993年、博士(経済学・九州大学)。「水色の自転車の会」の顧問役として学生とともにボランティアに取組む。専門:理論経済学、地域経済学、観光学。主著に『経済学説史のモデル分析』(九州大学出版会、1976年)『九州独立も夢ではない?ポスト近代のくにづくり』(共著、同文舘出版、1999年)『21世紀の観光とアジア九州』(共著、九州大学出版会、2001年)。
内 容
自動車に重点をおいた都市交通対策を改め、都心を魅力ある空間にして活力を取り戻すには、人間の力で動く合理的な乗り物、「自転車」を利用しない手はない。
オランダやデンマークでは、誰でも自由に利用できる共有の自転車を、バスや市電と同等な公共交通手段として位置づけている。
日本でも、いくつかの地域でこうした試みが始まっている。
本書は、福岡県久留米市で始まった学生ボランティアによる取り組みの記録である。
本書は、福岡県久留米市で始まった学生ボランティアによる取り組みの記録である。学生たちが市民に提供する共有自転車は「水色の自転車」と名づけられている。駅前などから撤去された放置自転車を市からもらいうけ、水色に塗って市内の各所に配置する。水色は市内を流れる筑後川をイメージしている。運営に必要な資金は、企業をまわって、水色の自転車に広告をつける条件でスポンサーになってもらい、集める。これがうまくいけば、交通渋滞の緩和にもなり、環境にも良く、放置自転車の問題解決にも役立つ。一石何鳥もの効果が期待できる。しかしいざ実行してみると、水色の自転車に鍵がかけられ私有されたり、乱暴に扱われ放置されるなど悪戦苦闘である。駅前の放置自転車に困っている方はぜひご一読を。
オランダやデンマークでは、誰でも自由に利用できる共有の自転車を、バスや市電と同等な公共交通手段として位置づけている。
日本でも、いくつかの地域でこうした試みが始まっている。
本書は、福岡県久留米市で始まった学生ボランティアによる取り組みの記録である。
本書は、福岡県久留米市で始まった学生ボランティアによる取り組みの記録である。学生たちが市民に提供する共有自転車は「水色の自転車」と名づけられている。駅前などから撤去された放置自転車を市からもらいうけ、水色に塗って市内の各所に配置する。水色は市内を流れる筑後川をイメージしている。運営に必要な資金は、企業をまわって、水色の自転車に広告をつける条件でスポンサーになってもらい、集める。これがうまくいけば、交通渋滞の緩和にもなり、環境にも良く、放置自転車の問題解決にも役立つ。一石何鳥もの効果が期待できる。しかしいざ実行してみると、水色の自転車に鍵がかけられ私有されたり、乱暴に扱われ放置されるなど悪戦苦闘である。駅前の放置自転車に困っている方はぜひご一読を。