動物と戦争 真の非暴力へ、《軍事―動物産業》複合体に立ち向かうA.J・ノチェッラ二世/C・ソルター/J.K.C・ベントリー編井上太一訳軍事活動が人間以外の動物にもたらす知られざる暴虐の世界。その歴史と現在に目を向け、平和思想の根底にあった人間中心主義を問いなおす。 » 2015年10月刊行
経済人間 ネオリベラリズムの根底クリスチャン・ラヴァル著菊地昌実訳“経済”に取り囲まれた社会・文化・政治・教育観はいかにして生成されてきたのか。その歴史的変遷を丹念に辿り、現代の病の核心に迫る。 » 2015年7月刊行
終わりなき戦争に抗う 中東・イスラーム世界の平和を考える10章中野憲志編著[執筆者]平山恵(明治学院大学)/レシャード・カレッド(カレーズの会)/イヤース・サリーム(同志社大学大学院)/役重善洋(パレスチナの平和を考える会)/藤岡美恵子(法政大学)/リアム・マホニー(Field View Solutions)/長谷部貴俊(JVC)/臼杵陽(日本女子大学)/阿部浩己(神奈川大学)「積極的平和主義」は中東・イスラーム世界の平和を実現しない。対テロ戦争、人道的介入を超える21世紀の〈運動ムーブメント〉を模索する。 » 2014年3月刊行
フェアな未来へ 誰もが予想しながら誰も自分に責任があるとは考えない問題に私たちはどう向き合っていくべきかヴォルフガング・ザックス/ティルマン・サンタリウス編川村久美子訳・解題経済活性化の理念が人権、公正の基本理念、環境保全に優先しない、新たな世界市場の秩序、政治的再編のモデル » 2013年12月刊行
人道的帝国主義 民主国家アメリカの偽善と反戦平和運動の実像ジャン・ブリクモン著(緒言:ノーム・チョムスキー)菊地昌実訳アメリカを中心に展開されてきた戦争正当化のイデオロギーと政治・経済システムの欺瞞を徹底的に暴き、対抗の道筋を提示 » 2011年11月刊行
偶有からの哲学(アクシデントからの哲学) 技術と記憶と意識の話ベルナール・スティグレール著浅井幸夫訳人間の全ての営みに外在する「偶有(偶然)性のプロセス」から現代人の生のあり方を考える。 » 2009年12月刊行
制裁論を超えて 朝鮮半島と日本の〈平和〉を紡ぐ中野憲志編藤岡美恵子・LEE Heeja・金朋央・宋勝哉・寺西澄子・越田清和・中野憲志著二重基準の政治に加担する私たち自身の植民地主義を批判的に剔出し、〈市民の連帯〉の思想を紡ぎ直す » 2007年8月刊行