経済人間 ネオリベラリズムの根底クリスチャン・ラヴァル著菊地昌実訳“経済”に取り囲まれた社会・文化・政治・教育観はいかにして生成されてきたのか。その歴史的変遷を丹念に辿り、現代の病の核心に迫る。 » 2015年7月刊行
フェアな未来へ 誰もが予想しながら誰も自分に責任があるとは考えない問題に私たちはどう向き合っていくべきかヴォルフガング・ザックス/ティルマン・サンタリウス編川村久美子訳・解題経済活性化の理念が人権、公正の基本理念、環境保全に優先しない、新たな世界市場の秩序、政治的再編のモデル » 2013年12月刊行
理性と信仰 法王庁のもうひとつの抜け穴アラン・ド・リベラ著阿部一智訳「考えること」と「信ずること」の葛藤を支持するリベラルな人間観のために。13世紀西欧の知的世界から現代グローバル社会を逆照射 » 2013年6月刊行
99%のための経済学【教養編】 誰もが共生できる社会へ佐野誠著脱・新自由主義を掲げ続ける「いのち」と「生」のための経済学。震災後に開始した問題提起のブログ『共生経済学を創発する』を再編集。 » 2012年12月刊行
悪循環と好循環 互酬性の形/相手も同じことをするという条件でマルク・R・アンスパック著杉山光信訳カップル、家族、コミュニティからグローバル化経済の領域まで、人間社会の循環的関係を鮮やかに析出! 贈与交換論の最先端議論 » 2012年2月刊行
人道的帝国主義 民主国家アメリカの偽善と反戦平和運動の実像ジャン・ブリクモン著(緒言:ノーム・チョムスキー)菊地昌実訳アメリカを中心に展開されてきた戦争正当化のイデオロギーと政治・経済システムの欺瞞を徹底的に暴き、対抗の道筋を提示 » 2011年11月刊行
偶有からの哲学(アクシデントからの哲学) 技術と記憶と意識の話ベルナール・スティグレール著浅井幸夫訳人間の全ての営みに外在する「偶有(偶然)性のプロセス」から現代人の生のあり方を考える。 » 2009年12月刊行