黄昏の夜明け 光速度社会の両義的現実と人類史の「今」 光速度社会の両義的現実と人類史の「今」ポール・ヴィリリオ著/聞き手:シルヴェール・ロトランジェ/土屋進訳世界の「現実」を司る高度情報技術社会は新時代を告げる「夜明け」か、終わりへと向かう「黄昏」なのか。その両義性が形作る人類史の「今」。 » 2019年10月刊行
議論と翻訳 明治維新期における知的環境の構築 明治維新期における知的環境の構築桑田禮彰著私たちの議論姿勢と異文化感覚を支える議論=翻訳環境は、明治維新期に初めて構築された。その構築プロセスを徹底解明し、現代の危機的な議論環境を逆照射。 » 2019年1月刊行
植民地化の歴史 征服から独立まで(13〜20世紀) 征服から独立まで(13〜20世紀)マルク・フェロー著片桐祐・佐野栄一訳500年におよぶ近代の裏面史を織り直し、今に続くグローバルな地域紛争の本質的諸要因と負の遺産なる「植民地化」との関係を析出。 » 2017年3月刊行
経済人間 ネオリベラリズムの根底クリスチャン・ラヴァル著菊地昌実訳“経済”に取り囲まれた社会・文化・政治・教育観はいかにして生成されてきたのか。その歴史的変遷を丹念に辿り、現代の病の核心に迫る。 » 2015年7月刊行
ロマン主義文学と絵画 19世紀フランス「文学的画家」たちの挑戦村田京子著バルザック、ゴーチエ、サンドなど、芸術家たちが表現を競い合った時代の作品中に登場する「絵画の比喩」をジェンダーの視点で分析 » 2015年3月刊行
アドラシオン キリスト教的西洋の脱構築ジャン=リュック・ナンシー著メランベルジェ眞紀訳「外」「永遠」「無限」?自己を超越するものとの関わりを結び直す。単一の答えを求める近代的思考を凌駕し、社会的絆を再構築するために。 » 2014年10月刊行
理性と信仰 法王庁のもうひとつの抜け穴アラン・ド・リベラ著阿部一智訳「考えること」と「信ずること」の葛藤を支持するリベラルな人間観のために。13世紀西欧の知的世界から現代グローバル社会を逆照射 » 2013年6月刊行
200年目のジョルジュ・サンド 解釈の最先端と受容史日本ジョルジュ・サンド学会執筆者(50音順)/稲田啓子・宇多直久・太田敦子・小倉和子・河合貞子・坂本千代・?岡尚子・新實五穂・西尾治子・平井知香子・村田京子・渡辺響子初邦訳から1世紀、作家生誕から200年余。第一線の研究者たちが受容史と作品読解の新視角によって提示する「最新のサンド像」! » 2012年5月刊行